安い加齢臭対策石鹸には

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加齢臭対策石鹸の価格差

加齢臭の石鹸は高いというイメージがあると思います。しかし、中にはびっくりするほど安い石鹸も売られています。加齢臭対策用の石鹸ではない、ごく一般的な石鹸と同じような価格帯でも市販されています。

 

加齢臭の石鹸

安いものは100円ショップでも入手可能です。通販で買える石鹸では、もっと安いものもあり一個100円しません。

 

激安でも加齢臭の石鹸と全く同じで臭いを抑えることができるなら、当然安いほうがいいに決まっています。ですが、はたしてその価格差はあってないようなものなのでしょうか。

 

加齢臭を消す目的で使う石鹸で重要なポイントは、もちろん加齢臭を抑える能力が第一です。でも、それだけではありません。

 

汚れを落とす能力、肌を保護する能力、加齢臭以外の汗臭などの体臭を抑制する能力、それに抑制する効果が持続することもとても大事なことです。石鹸に含まれる成分の種類や配合量など、そこにはやはり価格の差が現れます。

 

加齢臭石鹸選びでコスパだけを考えるのはおすすめしません。コスパばかりを重要視してしまうと加齢臭を消せないばかりか、消せても短時間の効果であったり他の体臭に効果がありません。

 

さっぱりしたから汚れが落ちたわけではない

石鹸には、まず汚れを落とすという第一の目的があります。でも、汚れを落とすという部分では、石鹸の価格差を普通は感じることはできません。メイクを落とすわけではなく肌の汚れを落とすのですから、落ちたか落ちてないのかを目で判断しようとしても分かりません。

 

誰でも汚れが落ちたと感じるのはさっぱり感です。ですが、どんな石鹸であっても程度の差こそあれ、洗った後はさっぱり感があり爽快に感じます。感覚上は最低限の目的は達成しているということになります。でも、さっぱり感は汚れ落ちているから感じるのではありません。

 

石鹸で洗ってさっぱりした感覚になるのは、「金属石鹸」によって起こるものです。石鹸は水道などに含まれるミネラル分(金属元素)と結合すると「金属石鹸」、(俗称は石鹸カス)になってしまいます。この「石鹸カス」が肌に付着している感覚を爽快感だと人間は感じます。

 

石鹸の基本性能の部分でコストが高くなる理由には、よい泡立ち、それでいてきめ細やかな泡、そしていかにも石鹸という匂いではない香水のような香りにするためのコストが大きく影響しています。また、加齢臭の石鹸に関しては、臭いを抑制するために配合されている成分の種類や配合量も石鹸の価格に当然影響します。

 

加齢臭の石鹸には、色々な体臭も含めて臭いを抑えるために様々な成分が含有されています。加齢臭専用を謳った石鹸で安いものは大抵パッケージにでかでかと「柿渋」というキーワードを使用しています。柿渋は加齢臭の臭いを抑えるのにとても有効な成分であることに違いはありません。

 

しかし、臭いを封じ込めておく時間も長くなくてはなりませんし、その他の体臭にも対応するにはそれだけの成分では足りません。柿渋の配合量にしてもメーカーは大抵含有量を公表していませんが、安い石鹸に高配合していたら採算が取れません。

 

ゴシゴシ洗ってはいけないから

汚れはもちろん肌を押さえつける力に比例して落ちます。ゴシゴシと力を入れて洗えば汚れは落ちても、肌によくないということは簡単に想像できます。こと加齢臭に限っては肌によくないことにプラスして、力を込めて洗うと逆効果になってしまいます。

 

泡いっぱいで体を洗う

加齢臭は皮脂が酸化を起こしてしまうことによって発生します。「皮脂は加齢臭の大敵だ!」とゴシゴシ力を入れて洗えば、確かに皮脂も綺麗さっぱり落ちてしまいます。この状態だけを考えると加齢臭の対策をしたことになります。

 

ところが人間に皮脂は皮膚のバリア機能として必要なものです。いくら洗い流しても分泌されます。ゴシゴシ洗えば洗うほど余計に分泌されるので、余分な皮脂が分泌され加齢臭にとって逆効果になります。

 

そもそもシャワーを浴びるだけでも皮脂は落ちてしまいます。肌を傷つけないよう優しく、そして念入りに汚れを落とすことが加齢臭の対策につながります。筆者のように乾燥肌であれば「にっくき皮脂め!」と力を込めて洗うと肌は悲鳴をあげ、ますます乾燥肌が進んでしまいます。

 

加齢臭で満足できる効果を得るには、きめ細かくて泡立ちがよい石鹸、つまりコストがかかっている石鹸が必要です。使い心地もよくて品質のよい石鹸は、力を入れなくても余分な皮脂や汚れを包み込んで洗うことができます。

 

ここでも差がつく加齢臭の石鹸

加齢臭の石鹸には泡立ちがとても大切な要素だとお分かりいただいたと思いますが、泡立ちにも関わる石鹸の基本的な部分である「石鹸素地」も品質を高めるとコスト高になります。

 

「石鹸素地」は、洗浄するため最も基本になる部分です。石鹸は油脂成分にアルカリ成分を加えて作られますが、油脂に使えるものとして安価に手に入る質の悪い油でも使用可能です。泡立ちがよく洗浄能力の高い石鹸を作るには高品質な油の使用が不可欠です。

 

また、何の変哲もないような石鹸の匂いも懐かしくてとってもいいものですが、匂いにこだわることでもコストが上がります。バスタイムはリラックスできる時間です。例えささやかな贅沢だとしても、男性でも女性でも納得できる香水のような匂いというか、香りという表現がぴったりの匂いを満喫できる時間は、加齢臭の原因になるストレスを一掃してくれます。

加齢臭は使っている石鹸を変えるだけでも悩んでいた毎日を明るくできます。加齢臭の防止・肌の保護・抗菌作用などの成分を含んでいる石鹸を使うと、あなたも爽快な気分になることができます。⇒⇒⇒加齢臭対策が期待できるボディソープはコチラ!