加齢臭をひどくする生活習慣
加齢臭の対策を行うのであれば、加齢臭の原因になることを知り、自分にあてはまる原因を取り除く努力をしなくてはなりません。
加齢臭は程度の差があっても、加齢によって男女問わず誰にでも発生するものです。しかし、特に対策を講じなくてもあまり臭いがしない方もいれば、逆に臭いがひどい方もいらっしゃいます。
加齢臭がひどい方というのは、「体臭なんて気にしないよ!」という考えで、何も対策しないというのが第一の理由なのでしょうが、何が大きな原因になって臭いがひどくなってしまうのか考えてみましょう。
ストレスは健康に悪影響を及ぼすとよくいわれますが、加齢臭とも密接な関係があります。加齢臭の原因はノネナールと呼ばれる物質ですが、ストレスはノネナールを作る活性酸素を増やしてしまいます。
ストレスを大きく感じてしまう要因をもっと広い目で見てみると、生活習慣が大きく関わっています。仕事中心の生活で食事の時間も不規則、栄養バランスを無視した食事を摂り、タバコを吸う本数も多い、仕事が忙しいためスポーツなどで体を動かす時間など到底ない。こういった条件は全て加齢臭を助長します。
「栄養バランスを考えた食事にしなくては!」「運動不足は健康によくない!」と思っていても、つい忙しさに流されてしまう。そういう生活が当たり前になっている方が大勢いらっしゃることだと思います。このような生活習慣は加齢臭のみならず、健康全般に悪影響を及ぼす事柄です。積極的に改善する努力をしましょう。
生活習慣を少し見直してみる
生活習慣のうち食生活も加齢臭に大きく関わりますが、運動不足も大きく関係します。時間に余裕がない生活だから仕方がないと諦めていらっしゃるかもしれません。しかし、少し考えを変えるだけでも違いが生じます。
普段の生活の中でも少し時間に余裕があれば、エレベーターを使わずに階段を使う、このひとつでも心がけ次第でできることです。会社帰りに毎日のようにお酒を飲んで帰る方は、お酒がストレスの解消に役立っているかもしれません。でも、週に一回二回お酒を我慢してスポーツジムに寄って帰るなどということもできます。
仕事が趣味になっていのであれば、他に夢中になれる趣味を見つけるというのもストレス解消になります。昔夢中になってやっていたことを思い出してみましょう。
また、生活習慣では睡眠も大切です。睡眠時間を30分から1時間増やすだけでも次の日の仕事のパフォーマンスがよくなります。結果仕事も早く片付き時間の余裕が生まれます。仕事に追われる毎日が仕事を増やしていると感じるのであれば、少し考えを変えると悪循環を断ち切ることができるかもしれません。